『とものきせき』は僕が26歳から29歳(2009年5月~2011年7月)の間に取り組んだ、我が人生の一大記録です。それは、24歳の時の『絶望•精神病』体験、スイスからトルコのイスタンブールまで2500kmを無銭で歩いた『放浪記』、『特殊な子供時代』など、当時既に特殊な人生経験を積んでいました。当時自分では(僕の人生は、既に十分本になる!)と思っていましたが、ブログや自伝を出版社に持っていくことはありませんでした。なにより僕は、(まだ人生半ば!)という実感が強く、(本にするなら、まだ待って、よりでっかい本にしよう!)そんなことを思っていたかもしれません。
でも、僕は、どうしても一度自分のやったこと(「達成」したもの)を書きまとめてみたかった。そしてそこには、すでに、「インターネット」という便利なツールが存在し、日本語さえ読めれば、誰にでも渡せるブログというものがありました。ひょっとしたらそこで、誰かが僕の物語を見つけて、読んでくれるかもしれない。。。
そういう期待もあって、ささやかながら、自分の自慢の物語を載せていたのです。
しかし、当時の投稿のどこかでも言っていると思いますが、ブログ『とものきせき』は単なる「自己表現」を超えた、「大きな意味」を持った執筆活動であるというのが、今日も変わらぬ思いなのです。
ブログ『とものきせき』が本当の価値を発揮するのは、「これからだ」と僕は思っています。あれから13年、僕には前にも劣らないほどの大変な人生がありました。そして、20代の『とものきせき』の最中に起きた出来事で、“デリケートであるが故に”伏せていた重大な出来事が、「2つ」あります。
空白の13年間についてお話する前に、その2つの重大な出来事について公開します。
隠していた重大な出来事≪その1≫
『神様の承認』≪イスタンブールの歓喜≫ 2007.12
隠していた重大な出来事≪その2≫
『3.11と僕の呪』 2011.3
次に、それぞれについて話したいと思います。
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追記(2025.4.13):
これらの重大な出来事(2つ)に関しましては、「2025年4月」に発表致しました。