2009年6月10日水曜日

今日の感想

今日も父の仕事を手伝った。
朝8時から夜6時半くらいまで、今日はひたすら田んぼの「補植」と「雑草退治」をした。

父は昨秋、「会社」をつくった。
安全な食と自然環境の再生をもくろむ、共同体づくりを目指す会社だ。

今年はその一年目であり、父も大変である。
今は米や野菜をつくることに日々血汗流している。
そんな父を僕は今手伝っている。



今日は作業を手伝いに来てくれた年配の人と、交流があった。
「M」さんとしておこう。
僕がヨーロッパ2年間の放浪から帰国した直後に、「不食」思想の共有をだいぶ試みた人で、それからしまいにはこのMさんが、今のところ「今できる不食総括」(10万字)を渡した、唯一の人になっている。
「今できる不食総括」とは僕のヨーロッパの放浪をできるだけ詳しく書き表したものだ。

この「M」さんだが、実はちょっと気になることがある。
 
⇒心が、通じない。

「心が通じない」のは、最初に「不食」を共有した状況が無理だったこと、そして「父」とのつきあいの延長として、軽い乗りで「今できる不食総括」を渡してしまったことが、いけなかった。
「不食」を無神経に話す人間はおかしい。
でもそのようなことを僕はこの「M」さんを前にしてしまったのだ。

いけない。
今日は3時間か、4時間か、この年配のMさんと田んぼで仕事した。
おしゃべりのなかで、Mさんから変な質問が多発した。
答えるに困る、僕。
(ふつうこんな若僧に、あなたのような立派な年配者が、へりくだって質問攻めするか)
正直そこにたち込めていた空気は、奇妙だった。
「この人は僕を探っている」
そうとしか、思えなかった。悪いが、本当にそうとしか思えなかった。
そして、ちっとも本当の親近感は沸かなかった。
「M」さん、僕の境遇が、あなたに「見えますか」?
僕の歩んできた道が、あなたに想像付くでしょうか。


明日もおそらく農作業だ。
父は休みを取るかもとは言っているが。
僕は今月末までにかなりに出費があるので、お金になる仕事がしたい。仕事を探さなければ。

0 件のコメント:

コメントを投稿