今日は田んぼの草刈り一日、夜は妹と僕の一緒の誕生日パーティー、パーティーの後には元塾生(寄宿生活塾)のY君とH君の再会があった。
寄宿生活塾というのは、1998年、家族がドイツから帰国してから今年3月まで親が実家でやっていた、簡単に言えばひきこもり支援の生活塾である。
H君は早くから両親をなくし、中学校くらいから何年か、僕の家族と共同生活を送った。
Y君も同じだが、彼の場合は親の教育のせいでまともに義務教育を受けられず、不登校となって、数年間僕の家族と居た。
何の連絡もなくY君はやってきたので、相談があるとも言うので、一緒に散歩に出掛けた。帰りがけ、Y君に「H君を訪ねてみようか」と振ってみると、無理もなさそうだったので、一緒にH君のアパートを訪ねた。
そしてそこでは意外とすんなりH君に会うことができたので、12時過ぎまでおしゃべりをした。
僕の正直な感想:
「みんな、人生大変だ。」
Y君もH君も僕よりいくつか年下で、自分の進路のこと、就職のこと、悩んでいた。
この不況の時代、僕自身も含めて、「お金」のことは大変だ。
そんな感想だった。
Y君などはお金も何も気にしないで、「放浪」ということに興味があるようだった。おそらく僕がヨーロッパでやったような事にだ。
父の手伝いでは今日はひたすら田んぼのあぜの草刈りをやった。
父が今年稲作をする田んぼは何枚もあって、草刈だけでも大した量だ。それを今日、父が別の田んぼで田植え会をやっている間に、父の助手のTさんや父の会社の会員(出資者)の方々とやった。
強い太陽に照らされて、一日だけでだいぶ日焼けし、仕事それ自体は難しくないが結構疲れた。
明日も父が出るなら、ついていく。
僕は最近「飽食」の日々なので、睡眠時間もバカにならない。
これはヨーロッパ人の体質なのだろうか、まともに、欲に任せて食べると、9時間の睡眠時間が要る。
そう、一日の4割近い時間を、大して気持ち良くもない「睡眠」という時間に浪費する。
もったいないことだ。
少食が認められる環境があれば、喜んで「不食」へと向かう。
でもそんな環境、ない。すくなくとも今僕が向き合っている物事の中では、ない。
自分の環境を、どう「創っていくか」。
大きなテーマだ。
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